札幌での講演 [デジタルサイネージの世界2]

先月末に、札幌でデジタルサイネージの講演をしてまいりました。
札幌のデジタルサイネージなみなさんありがとうございました。
来場された方は、代理店やメディアの方、WEB制作の方が多かったようです。

講演は江口さんが最初に、2番目が私。3番目が西沢さんでディスカッションという構成です。

でもやっぱりというか、ひとり30分の持ち時間は短く、押せ押せな感じで、
時間はあっという間に過ぎ、最後の名刺交換もままならず大変申し訳ありませんでした。

私の内容ですが
広告化の思惑とは違うところで、
オウンサイネージ化はどんどん進んでいくだろうという現状を
事例の写真や動画で見ながら解説しました。

オウンメディアとして出したい人=付ける人というモデルは、ほっといても
今後増えていくのですが、違うプレイヤーの方々がもう少し戦略的に考えた場合、
(それこそ今回の参加者が「しかける側」の方々ですので、)

現状のちょっと先の視点を提示しました。
ポイントは
1)全体最適と部分最適

2)意味と無意味の間

というテーマでお話いたしました。

これは、DSJ2010でもディスカッションしたテーマです。

インターネットの出口としてのサイネージを考えた場合
都市や環境、そこに暮らす人々との調和をどう考えるかが地域のサイネージを
設計・デザインする上で重要になるからです。

ちょうど、同じような話がタンブラーで流れてきたので面白かったのですが。。

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温泉街で集客するために、派手な看板を誰かが付けます。

競合が負けずにつける

そこに出すのが「普通」ではないかと同調圧力がかかりさらに各旅館がつく。

それぞれが派手で結果どれも旅行者に「ひとつひとつ」見られない。認識できない。

温泉街全体の売上が看板付ける前より結果落ちる
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という感じのことが書いていました。
個々の俺様サイネージは誰にもとめられないでしょう。それぞれの経済活動ですから。
でも地域の価値を上げる為にはどうすることが必要なのか?誰がどんな役割を担うのか。
地域ならではの展開は何か、は戦略的に考える必要がありますよね。

今回参加された方の何人かは認識したよとレスポンスもあり、少しでも伝わってよかったなあと。
また時間をおいてディスカッションできればと思います。







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